1966年にザ・マザーズ・オブ・インベンションを率いてアルバム『フリーク・アウト!』でデビュし、1990年代初めまで前衛的なロックを発表し続けた天才音楽家、フランク・ザッパのすべてのカタログをユニバーサル・ミュージック・パブリッシングが獲得しました。(フリーク・アウト!はビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』にも影響を与えたと言われています。)様々なスタイルのロック、R&B、ジャズ/クロスオーヴァー、レゲエ、現代音楽…多様性を持った作風で活発な活動を行い、未発表音源や映像が膨大な数残っていることから、死後も多くの作品が発表されており、今後もアーカイブが様々な形でリリースされていくことが計画されています。また、彼のバンドからはスティーヴ・ヴァイやテリー・ボジオら著名なミュージシャンが輩出されていることでも知られています。1988年にグラミーの最優秀ロック・インストゥルメンタル、1997年にロックの殿堂入り、1997年にレコーディング・アカデミーの生涯功労賞を受賞、今年4月にはドキュメンタリー映画『ZAPPA』が日本でも公開されたところです。